放射線科
簡易脳ドックのお知らせ 2019年10月~(2022年1月改定)
当院で脳の “簡単予約” 健康診断を行います。

徴: 1.5T(テスラ)のMRI装置にて、約30分で脳の疾患を詳しく調べます。
検査後一週間以内に、放射線診断専門医による検査報告書・検査データーのCD-ROMを郵送いたします。
予約方法: 放射線科直通電話 048-640-2251へ お電話ください。
検査日時の予約、注意事項をお伝えします。
検査当日: 総合受付(本棟)へお越しください。係が案内いたします。
検査前に簡単な問診票を記入していただきます。(HPからもダウンロード出来ます)
検査内容: 脳、脳血管、頸部血管、頚部プラークのMRI検査。検査時間 約30分。(診察・血液検査等はなくMRI検査のみです)
検査結果: 検査後一週間以内に、ご指定の場所に、検査報告書・検査データーを郵送いたします。
検査料金: 20,000円(税込)、2名様以上同時申し込みで18,000円/1名(税込)、各種カード対応

問診表
当院MRI装置
MRI検査注意事項
部門方針
1、放射線取り扱いの専門職として被ばく線量の低減に努めます
2、正確、丁寧、かつ迅速に放射線業務が遂行できるように努めます
3、診断に必要な情報を、画像に十分に表現できるよう能力向上に努めます

•この部門方針を目標に現在、診療放射線技師11名、クラーク1名で業務を行なっています。
•必要最低限の放射線量で、最大限の情報を得られる画像を提供できるよう、日々の業務に臨んでいます。
•検査に対する疑問や質問がありましたら、撮影担当の診療放射線技師にお尋ねください。

使用機材紹介

一般撮影

一般撮影(レントゲン)とは、胸部、腹部、関節、骨などのX線(エックス線)撮影を総称したものです。短時間で画像情報が提供出来る為、主に最初の診断や経過観察に用いられています。

当院ではFPD(フラット パネル ディテクタ:平面検出器)の使用により、少ないX線量で高画質な画像が得られます。

一般撮影

富士フイルムメディカル FPD装置

X線TV装置

X線TV検査とはX線を利用し体内を透視しながら目的部位の撮影を行う検査です。バリウムを用いた胃の透視検査や大腸を撮影する注腸検査、その他にも脊椎腔造影、内視鏡的逆行性膵胆管造影、関節腔造影、イレウス管挿入などさまざまな検査を行なっております。

当院のX線TV装置はFPD(フラット パネル ディテクタ:平面検出器)装置が2台あり、この装置は少ないX線量で中心から周辺部まで画像の歪みがない高画質な画像が得られ、撮影視野も広く得られるのが特徴です。

TV装置

Canon X線TV ZEXIRA

骨密度測定器

骨密度測定器

アロカ株式会社 骨粗鬆症診断装置
ダイクロマスキャン DCS-600EXV

骨密度測定とは骨量を測定し、年令相応の骨の強度を調べる検査です。

骨密度測定の目的は、骨量の低下による骨折のリスクの高い方を発見する事と、骨量を定期的に経過観察することで骨粗鬆症の定期評価ができます。

当院はダイクロマスキャン DCS-600EXVを使用し、骨粗鬆症の診断を行っています。検査時間は30秒ほどで終わります。

CT

CTとはcomputed tomography(コンピューター断層撮影)の略で、X線装置が身体の周囲を回転しながら撮影し、身体の輪切り(断層)の画像を作成します。検査時間はおよそ5分~20分ほどです。
当院のCTはPHILIPS社製256列マルチスライスCT(多列検出器CT)で、高速回転、広い検出器のため、短時間で広範囲の撮影ができます。
また最新テクノロジーを融合することで、高画質、低被ばくを実現する患者さんに優しいハイスペックなCT装置です。
全身の血管検査や、心臓血管の検査も行っております。

https://www.philips.co.jp/healthcare/product/HCNCTD332/ict-elite-ct-scanner

CT

PHILIPS CT Brilliance iCT

MRI

MRIとはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略で、強力な磁場と電波を使って、人体の任意方向の断面撮像が可能な装置です。
当院ではPHILIPS社製の磁場強度1.5T(テラス)のMRI装置が2台稼働しています。X線を使用しないため放射線による被ばくもなく、脊椎や関節など詳細に撮影できます。また、造影剤を使用せずに脳血管などの血管の情報を得ることが出来ます。
検査中は道路工事に似た様な大きな音がしますが、痛み等はありません。検査時間は検査部位によって異なりますが、20分~30分ほどです。
撮影室内は強力な磁場が発生しています。体内に金属があると撮像できない場合がありますので、検査前に確認をさせていただきます。


CT

当院MR装置 PHILIPS MRI Ingenia 1.5T

Q &A

一般撮影等

Qエックス線検査は月に何回くらい受けてもよいですか?

A病気によって必要な回数が異なりますが、エックス線撮影1回に受ける放射線の量はごくわずかです。被ばく線量は胸部撮影で約0.05mSvです。妊娠している方、または妊娠の可能性のある方は担当の診療放射線技師にお伝えください。

Q胃の検査前に食事をしてはいけないのはなぜですか?

A胃の中の残渣(食べ物のカス)が邪魔になって、病気が隠れてしまう事や病気と間違ってしまう事があるからです。

(放射線医学総合研究所HPより抜粋)

CT

QCT検査を受けます。食事はしないで来てくださいと言われていますが、朝食以後、お茶も飲んではいけないのでしょうか?

A造影剤を使用する検査の場合、検査前の食事はしないでください。午前の検査の方は朝食を、午後の検査の方は昼食を食べないでください。水やお茶などの水分はお飲みいただいて結構です。その他服用中のお薬は主治医の指示がない限り服用してください。

Q微熱があり体調がよくないのですが、検査を受けられますか?CT検査を受けることのできない病気や症状は何ですか?

A体調が悪い場合は主治医と相談の上、検査が必要であれば行います。ただしエックス線を使用しますので妊娠してい
る方、または妊娠の可能性がある方は、検査を受けられない場合があります。

MRI

QMRI検査中はどんな感じですか。痛みや不快感を伴いますか?

A検査部位に応じて、体にコイルをつけ、装置の中に入ります。撮像中は、工事現場のような大きな音がしますので耳栓またはヘッドホンをしていただきます。検査中はモニターにて検査状態をチェックするとともに、患者さんには連絡用ブザーを渡しますので安心して検査が受けられます。

QMRI検査時に注意することはありますか?

AMRI装置には強力な磁石が内蔵されています。金属類は持ち込めませんので検査前に専用の検査着に着替えをしていただきます。(患者さん専用のロッカーがあります。)
車椅子の方は、MRI対応の車椅子に乗り換えていただきます。
※体内に電子機器(心臓ペースメーカーなどMRI非対応製品)を有する方は、検査ができません。 
 また、以下の方は、予約時に主治医にご相談ください。
  ・体内に金属のある方(金属の材質や部位によっては検査が出来ないことがあります。)
  ・閉所恐怖症の方。
  ・妊娠の可能性のある方・現在、妊娠中の方。
  ・刺青を入れている方。
 検査前にはずしていただくもの(発熱する可能性があります。)
  ・カラーコンタクトレンズ。
  ・アイシャドー、マスカラなど。
  ・ニコチンパッチや狭心症の貼り薬(ニトロダーム)

造影検査

Q造影検査について教えてください。

A造影検査とは、造影剤を静脈に注射して検査する部位をより詳しく調べる検査です。
 以下の方は、造影検査の検査予約時に、主治医とご相談ください。
  ・喘息やアレルギー体質の方。
  ・過去に造影剤で副作用のあった方。
  ・腎不全で透析中の方。
  ・妊娠中の方。
  ・糖尿病の薬を飲んでいる方。

Q造影検査を受けた後、注意することはありますか。

A造影剤は尿として排泄されます。
排泄を促進させるため、水やお茶などの水分を多めにおとりください。なお、水分を制限されている方はお知らせください。食事は普通にお取りください。
まれに検査終了後、数時間から数日後に頭痛、吐き気、発疹、痒みなどの症状があらわれることがあります。
何か症状がみられたら病院へご相談ください。
授乳中の方は、造影剤使用後24時間は授乳できません。

CT・MRI共同利用のご案内

当院ではCT及びMRIの「共同利用」を行っています。
(医療機器の共同利用は事前に委託契約を締結していただきます)
当院で検査のみを行い、会計やレセプト請求はご依頼元の医療機関でおこなっていただくシステムです。当院医師の診察および当院での会計はありません。
詳細につきましては、当院地域医療連携室または放射線科へご連絡をお願い致します。

造影検査同意書
CT検査予約票
MRI検査予約票
簡易脳ドック問診表