放射線科
部門方針
1、放射線取り扱いの専門職として被ばく線量の低減に努めます
2、正確、丁寧、かつ迅速に放射線業務が遂行できるように努めます
3、診断に必要な情報を、画像に十分に表現できるよう能力向上に努めます

•この部門方針を目標に現在、診療放射線技師11名、クラーク1名で業務を行なっています。
•必要最低限の放射線量で、最大限の情報を得られる画像を提供できるよう、日々の業務に臨んでいます。
•検査に対する疑問や質問がありましたら、撮影担当の診療放射線技師にお尋ねください。

使用機材紹介

一般撮影

一般撮影(レントゲン)とは、胸部、腹部、関節、骨などのエックス線撮影を主とした検査の事で、短時間で画像情報が提供出来る為、主に最初の診断や経過観察に用いられています。

当院では外来での撮影を主とする一般撮影装置が3台、病棟や手術室での撮影で使用するポータブル撮影装置が2台あります。

一般撮影

TV装置

エックス線TV検査とはエックス線を利用し体内を透視しながら目的部位の撮影を行う検査です。バリウムを用いた胃透視検査や注腸検査、その他にも脊椎腔造影、内視鏡的逆行性膵胆管造影、膀胱造影、イレウス管挿入などさまざまな検査を行なっております。

当院のエックス線TV装置は2台あり、最新のFPD(フラット パネル ディテクタ:平面検出器)装置です。従来の装置より高画質、高精細な画像が得られ、中心から周辺部まで画像の歪みがありません。撮影視野も広く得られるのが特徴です。

TV装置

骨密度測定器

骨密度測定器

骨密度測定とは骨量を測定し、年令相応の骨の強度を調べる検査です。

骨密度測定の目的は、骨量の低下による骨折のリスクの高い方を発見する事と、骨量を定期的に経過観察することで骨粗鬆症の定期評価ができます。

検査時間は30秒ほどで終わります。

CT

CTとはcomputed tomography(コンピューター断層撮影)の略で、エックス線装置が身体の周囲を回転しながら撮影し、身体の輪切り(断層)の画像を作成します。

検査時間はおよそ5分~20分ほどです。

当院のCTはPHILIPS社製64列マルチスライスCT(多列検出器CT)で、短時間で広範囲の撮影ができるため画像情報の向上と、患者さんの負担軽減になります。また最新ソフトウエアの導入(逐次近似再構成法)により、低被ばくで高画質な画像取得が可能です。

全身の血管検査や、心臓CT検査による心臓血管の検査も行なっております。

CT

MRI

MRIとはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略で、強力な磁場と電波を使って、人体の任意方向の断面撮像が可能な装置です。

当院ではPHILIPS社製の磁場強度1.5TのMRI装置が2台稼働しています。
エックス線を使用しないため、放射線による被ばくの心配もありません。
また、造影剤を使用せずに脳血管などの血管の情報を得ることが出来ます。

検査中、道路工事の様な大きな音がします。痛みなどはありませんが、検査時間は検査部位によって20分~40分ほどかかります。
撮影室内は強力な磁場が発生しています。体内に金属があると撮像できない場合がありますので、検査前に確認をさせていただきます。

CT
Q &A

一般撮影等

Qエックス線検査は月に何回くらい受けてもよいですか?

A病気によって必要な回数が異なりますが、エックス線撮影1回に受ける放射線の量はごくわずかです。被ばく線量は胸部撮影で約0.05mSvです。妊娠している方、または妊娠の可能性のある方は担当の診療放射線技師にお伝えください。

Q胃の検査前に食事をしてはいけないのはなぜですか?

A胃の中の残渣(食べ物のカス)が邪魔になって、病気が隠れてしまう事や病気と間違ってしまう事があるからです。

CT

QCT検査を受けます。食事はしないで来てくださいと言われていますが、朝食以後、お茶も飲んではいけないのでしょうか?

A造影剤を使用する検査の場合、検査前の食事はしないでください。午前の検査の方は朝食を、午後の検査の方は昼食を食べないでください。水やお茶などの水分はお飲みいただいて結構です。その他服用中のお薬は主治医の指示がない限り服用してください。

Q微熱があり体調がよくないのですが、検査を受けられますか?CT検査を受けることのできない病気や症状は何ですか?

A体調が悪い場合は主治医と相談の上、検査が必要であれば行います。ただしエックス線を使用しますので妊娠してい
る方、または妊娠の可能性がある方は、検査を受けられない場合があります。

MRI

QMRI検査中はどんな感じですか。痛みや不快感を伴いますか?

A検査部位に応じて、体にコイルをつけ、装置の中に入ります。撮像中は、工事現場のような大きな音がしますので耳栓またはヘッドホンをしていただきます。検査中はモニターにて検査状態をチェックするとともに、患者さんには連絡用ブザーを渡しますので安心して検査が受けられます。

QMRI検査時に注意することはありますか?

AMRI装置には強力な磁石が内蔵されています。金属類は持ち込めませんので検査前に専用の検査着に着替えをしていただきます。(患者さん専用のロッカーがあります。)
車椅子の方は、MRI対応の車椅子に乗り換えていただきます。
※体内に電子機器(心臓ペースメーカーなどMRI非対応製品)を有する方は、検査ができません。 
 また、以下の方は、予約時に主治医にご相談ください。
  ・体内に金属のある方(金属の材質や部位によっては検査が出来ないことがあります。)
  ・閉所恐怖症の方。
  ・妊娠の可能性のある方・現在、妊娠中の方。
  ・刺青を入れている方。
 検査前にはずしていただくもの(発熱する可能性があります。)
  ・カラーコンタクトレンズ。
  ・アイシャドー、マスカラなど。
  ・ニコチンパッチや狭心症の貼り薬(ニトロダーム)

造影検査

Q造影検査について教えてください。

A造影検査とは、造影剤を静脈に注射して検査する部位をより詳しく調べる検査です。
 以下の方は、造影検査の検査予約時に、主治医とご相談ください。
  ・喘息やアレルギー体質の方。
  ・過去に造影剤で副作用のあった方。
  ・腎不全で透析中の方。
  ・妊娠中の方。
  ・糖尿病の薬を飲んでいる方。

Q造影検査を受けた後、注意することはありますか。

A造影剤は尿として排泄されます。
排泄を促進させるため、水やお茶などの水分を多めにおとりください。なお、水分を制限されている方はお知らせください。食事は普通にお取りください。
まれに検査終了後、数時間から数日後に頭痛、吐き気、発疹、痒みなどの症状があらわれることがあります。
何か症状がみられたら病院へご相談ください。
授乳中の方は、造影剤使用後24時間は授乳できません。

CT・MRI共同利用のご案内

当院では地域医療の連携を目指し、CT及びMRIの「共同利用」を行っています。当院にて検査を行い、読影レポートを作成し速やかに依頼病院、医院へ報告いたします。患者さんへの検査の説明は依頼病院、医院に行っていただきます。

読影は遠隔読影(放射線科専門医)にて行っています。これにより専門の医師による正確な読影を行う事ができ、依頼元の医療機関へすばやくレポートを送ることが可能になります。

完全予約制です。

造影検査同意書
CT検査予約票
MRI検査予約票



CT・MRI共同利用のご案内